《レーシック情報》老眼の悩みもレーシックにお任せブログ:17/2/01
おれは去年の春、突然うつ病になった。
それまで土日の休みもなく、
連日残業に次ぐ残業の嵐で働きづめだった。
いつも通りの勤務中、症状は突然現れた。
電話が鳴り左耳に当てる…
ところがで、相手の言っていることがさっぱり聞き取れないのだ。
日本語なのにまるで未知の外国語を聞いているように感じられた。
心療内科を受診したところ
「過労によるうつ病、三月の要休養」と診断された。
何でおれがうつ病なんかに…と思ったが、
心のどこかで(これで仕事を休める…)と
ホッとしたもの偽りざる心境だった。
家に帰り、妻に事の顛末を話した。
妻はどんな顔をするのか不安だったが、
意外にも
「あら、そう。じゃ、しばらくはゆっくり休めるわね。
あんなに仕事してたら、からだのどこかにガタがきて当然よ」
と言っただけだった。
拍子抜けしたが、正直妻のこの言葉には救われた。
だが、ここからがおれのうつ病との戦いの始まりだった。
おれは不安ややり場のない怒りを妻にぶつけたりした。
駄々っ子のようなおれの話を、小学校から高校まで同級生の妻は
いつでも何時間でも聞いてくれ、おれを理解しようとしてくれた。
そんな妻に有難味を覚えながらも、
妻に話をした所でうつ病の辛さは所詮他人には分かりっこない。
おれは独りぼっちなんだ…という思いを抱き続けていた。
そんなおれに転機をもたらす日が来た。
おれはその日調子が悪く悲観的になっていた。
妻にもう自分は仕事ができないのではないだろうか…と訴えた。
その時妻はこう言った。
「あなたが仕事を辞めることになっても、おれが働きに行くから大丈夫。
2人の息子も責任持って育てるから、
何も心配しないで家族みんなでやっていきましょう」