《レーシック情報》レーシック後の効果が安定する期間ブログ:16/12/18
物を通して
親と子供の気持ちのつながりが捻れてしまった…
そんな二つの切ない光景が、
おれはいつも思い出されます。
一つは…
単におれがわがままだったせいか、
親子のコミュニケーションが
上手くいってなかったからなのかわかりませんが…
ある日、ママが
かわいらしすぎて
当時のおれには似合わなかったと思われる柄の
ポーチを買ってきてくれたときのこと。
おれの文句がエスカレートしてケンカになり、
おれは激しく泣き叫び、ママも泣かせてしまいました。
挙句の果て、
そのポーチは外に投げ捨てられ、
悪天候に濡れて転がっていました。
このケンカは、
お互いにわかってもらえない
気持ちのぶつかり合いだったようです。
ポーチにママのおれへの気持ちがこもっていることは
ケンカの最中も十分感じていたので、
悪天候に濡れるポーチは
ひときわ悲しくおれの目に映りました。
その後、落ち着いてから拾ってきて
長い間使うことになったのですが…
もう一つは…
弟が父親に買ってもらった
ミキサー車のおもちゃにまつわる光景です。
とってもおもしろいおもちゃで
弟は大喜び!!
庭の砂を入れては出す…という遊びに
日々熱中していました。
でも、その遊び方が
父親は気に入らなかったみたいです。
戦争中志願して入隊したような人ですから、
木刀を振り回しているような
男の子を望んだのかもしれません。
父親は突然怒り出し、
そのおもちゃを蹴り飛ばして壊してしまったのです。
砂の上に無残に転がる壊れたおもちゃ。
そばにはもう弟の姿もなく…
後日悪かったと思った父親が
より高性能なものを買い直して来たのですが、
どんなになだめても、
弟がそれで遊ぶことはもうありませんでした。