《レーシック情報》レーシックの後遺症は一時的ブログ:16/9/06
下戸のわたくしには、日本酒の楽しみは全くわからない。
「日本酒を飲まない人は、人生の半分を損している」
という言葉を聞いたことがあるが、
どんなふうに損をしているかも理解できない。
だから、74歳の親父が
フラフラで呂律が回っていなかった時は、
持病の高血圧が悪化して脳の血管に何か異変が起きたのかと、
あわてて病院に連れて行ってしまった。
お医者さまに、
「この方は、今とても気持ちがいいのです。寝かせておいてあげなさい」
といわれ、拍子抜けした。
でもフラフラになるまで日本酒を飲むのは、
身体に良いはずがないと思う。
それから、
日本酒の害について調べたり、講演会に参加したりした。
すると、
ますます周りで日本酒を飲んでいる人が皆、
アルコール依存症に見えてきて…
晩酌をしている親父の横で
グダグダと文句をいう日々が始まった。
少しでも親父に元気がないと、
「日本酒の害で健康を損なったんだ」と思い込み
「禁酒会に入って」とまでいいだす始末。
親父は怒って、
やらないといけない事はやっている。
人生の楽しみとして日本酒を飲んでるんだ。
それに、少しぐらいしんどくたって病院は嫌だ。
肝臓の数値も正常だ。あれからは適量を守ってるだろうが!
放っておいてくれ…といった。
親父の身体が心配なあまり、
わたくしは一人で突っ走りすぎていたようだ。
ただ、ここまで親父の日本酒に厳しく接したのには理由がある。
わたくしのお母さんは膠原病という難病で、
3年間入退院を繰り返し、最後は管だらけになって15年前に亡くなった。
だから、親父にはできるかぎり、元気でいてほしい。
しかし、お母さんの闘病生活を間近で見てきた親父は、
自分は最後まで自然に生きていたいと思っているようだ。